一人っ子におもちゃを与えすぎた我が家の結末

一人っ子におもちゃを与えすぎた我が家の結末

一人っ子におもちゃを与えすぎた結果、子どもはすぐ飽き、片づけもせず、物を大事にしなくなってしまいました。

ライティングパパ

だからこそ、2人目は**「年齢に合った良質なおもちゃを、適量だけ使う」**ことを大切にしています。

その最適解が、定期的に知育玩具を届けてくれるサブスク【Cha Cha Cha】
必要な時期に、必要な知育要素のおもちゃが届くので、親も子も無駄なく笑顔に!

\ ぼたんだよ /

💬「おもちゃを買い与えすぎてるかも…うちだけかな?」
💬「気づけばリビングが“おもちゃ部屋”みたい…片付かない」
💬「一人っ子だからって、好きなだけ与えていいのか不安」

「一人っ子」というだけで、つい“与えすぎ”になってしまう。
うちもまさにそうでした。寂しくないように、楽しめるように…気がつけば、いつの間にかリビングはおもちゃだらけ。
それなのに、子どもはすぐ飽きて「新しいのが欲しい」と言い出す──。

実は、おもちゃの量が多すぎると子どもにとって逆効果になることもあります。
でも安心してください。我が家も一度は「与えすぎ育児」に陥りましたが、考え直すきっかけがあり、今はスッキリした環境で過ごせています。

この3分読めるこの記事では、一人っ子におもちゃを与えすぎた我が家の結末と、その後どう改善したのかを、リアルな育児体験としてお話しします。

この記事を書いた人

ライティングパパ| WEBライター・元シェフ/パティシエ

育児・家事に関する質問は X(旧 Twitter)の DM で随時受付中!

洋菓子職人歴 8 年/料理人歴 3 年 ─ 全国技能五輪〈洋菓子部門〉Top 8 入賞

2024 年にフルリモートへ転向し、妻の実家近くへ移住。主夫歴 1 年半

ブログでは 実際に買ってよかった育児グッズ/時短レシピ/在宅ワーク術 を毎週発信

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▶このあとわかること:

  • 与えすぎた“弊害”と「気づいた瞬間」
  • おもちゃを減らして起きた子どもの変化
  • 愛情の伝え方を見直すための家庭ルール
目次

一人っ子におもちゃを与えすぎたきっかけと当時の状況

一人っ子育児をしていると、どうしても「寂しくないように」と考えてしまいます。うちの場合も、子どもが1人だからこそ“遊びの幅を広げてあげたい”という思いから、気づけばおもちゃが増えていきました。特に誕生日やイベントごと、祖父母からのプレゼント、つい立ち寄ったショッピングモール…気づいたら「おもちゃ箱」どころか、家全体が“おもちゃ倉庫”のようになっていたのです。


なぜ与えすぎたのか?親の心理と育児背景

一番の理由は、親の“満たしてあげたい”という思いでした。
私たち夫婦は共働きで、日中は子どもと関わる時間が少ない生活をしていました。「一緒に遊ぶ時間が足りない」「寂しい思いをさせているかも」という後ろめたさから、週末や外出時に“何か買ってあげる”ことで埋め合わせしていたのです。さらに、SNSや育児サイトを見ると「知育玩具は大切」「創造力を育てるために多様な遊びを」といった情報も多く、良かれと思って次々と新しいものを取り入れてしまっていました。


「可哀想」と思ってつい買ってしまう理由とは

「兄弟がいないから、せめておもちゃで楽しく遊べるように」──そんな気持ちが無意識に働いていました。
一人っ子って、どうしても親の目線が集中する分、感情の起伏にも敏感になりやすい。ちょっと機嫌を損ねると「これでご機嫌直るかな」と新しいものを与えるクセがついてしまうんですよね…。また、祖父母も同じように「かわいそうだから」とおもちゃやぬいぐるみをどんどん買ってくれるので、親側がコントロールしない限りどんどんモノが増えていきます。


買い与えていた頃の家庭の様子と育児の癖

当時の我が家は、とにかくリビングが常におもちゃであふれていました。片づけても片づけても、あちこちに転がる車のおもちゃ、ブロック、ぬいぐるみ、音の出る知育玩具。気がつけば収納棚を増やし、それでも入りきらず、段ボールで仮置き場を作る始末。そんな中で育った子どもは、新しいおもちゃをもらっても、開封して数分後には放置。「これはちょっとまずいかも…」と感じ始めたのは、この状態が当たり前になった頃でした。

与えすぎをやめた理由と家庭ルールの見直し

おもちゃが多すぎることで、子どもの行動や態度に“違和感”を覚えるようになりました。そして「このままで本当にいいのか?」と夫婦で真剣に話し合うタイミングが訪れました。そこからは、「今あるもので十分楽しめる育児」を目指すようになり、我が家独自のルールを少しずつ整えていきました。


夫婦で「本当に必要か?」を基準に話し合った

最初に行ったのは、“買う前に立ち止まる”という意識づけです。
「これは本当に今の年齢に合ってる?」「似たようなおもちゃ、すでに持ってない?」そういった視点を夫婦で共有し、衝動的な購入を防ぐようになりました。

それまでは、ちょっと子どもが興味を持つとすぐ「これどうかな?」と購入していたのですが、結局は数回遊んで終わり。親としても後悔ばかり…。話し合いを重ねる中で、「与える=愛情」という思い込みにも気づけました。
本当に子どもが必要としているのは、“一緒に過ごす時間”や“会話”だったのです。


おもちゃの購入は「月1回まで」ルールに

具体的な対策として決めたのが「買うのは月1回まで」というルール。
誕生日やクリスマスなどの特別な時を除き、「月に1個だけ」新しいおもちゃを選んでいいことにしました。このルールの良いところは、子どもが“何を買うか”を自分でじっくり考えるようになったことです。

前はお店で見たものをすぐ欲しがっていたのが、今は「今月はどれにしよう?」と比べて選ぶ姿が見られます。計画性が育ち、物を大切にする気持ちも自然と芽生えてきました。
“量”ではなく“選ぶ過程”が、子どもにとって一番の学びになると実感しています。


祖父母へのプレゼント対策はこうした

祖父母からのおもちゃ攻勢にも、悩まされていました(笑)。
特に「会うたびに買ってくれる」のが当たり前になっていたので、思い切って「今は十分あるので、次は〇〇をお願いできると嬉しい」と代替案を伝えるようにしました。

たとえば、「絵本」「図書カード」「一緒に行くレジャー」など、物以外で子どもが楽しめる選択肢を提案しました。意外と祖父母も「そういうのもアリなんだね!」とすんなり受け入れてくれたので、こちらも安心しました。

子どもにも「これはじいじとばあばが選んでくれたものだよ」と伝えることで、“選んでもらった”ありがたさを教えることにもつながりました。

おもちゃを減らしたら子どもに起きた3つの変化

「おもちゃを減らすなんて、子どもが可哀想じゃない?」
実はうちもそう思っていました。けれど実際に数を絞ってみたら、予想とはまったく違う、良い変化がたくさんありました。

むしろ“ありすぎたこと”が問題だったと気づくきっかけに。
ここでは、減らしたからこそ見えてきた、わが家の子どもの変化を3つ紹介します。


▶変化したことリスト

  • 自分で選んだおもちゃを最後まで遊ぶように
  • 「今度はこれが欲しい」と考えるようになった
  • 片づけ・整理整頓も自分からやるようになった

選んだおもちゃを最後まで遊ぶように

おもちゃを絞ってから、子どもの遊び方が明らかに変わりました。
以前は、次から次へとおもちゃを取っ替え引っ替えしていたのに、今では「これで遊ぶ」と決めたら、長い時間じっくりと遊び続けるようになったんです。

特にブロック遊びやごっこ遊びは、以前よりも想像力豊かに。「前はすぐ飽きてたのに、今は何か作ってるね」と親としても驚く場面が増えました。
たくさんあると逆に“浅く広く”になってしまうもの。選択肢が少ないからこそ、“深く遊ぶ”力が伸びたと感じています。


「次はこれを買いたい」という計画性が育った

月に1個しか新しいおもちゃを買わないルールに変えたことで、子どもの“選ぶ力”が一気に育ちました。「次は〇〇を買いたい」「これは今はガマンする」と、ちゃんと考えるようになったんです。

これは、大人でも身につけたい「優先順位をつける力」。
以前は目についた物をその場で欲しがっていたのが、今は「これが本当に欲しいのか」「他のとどう違うのか」を言葉にして説明してくれます。

“買ってもらえるありがたみ”を感じられるようになったのも大きな成長です。計画性が育ったことで、おもちゃとの関わり方もぐっと前向きになりました。


片づけや収納も自分でできるように

おもちゃが減った分、「片づける=終わる」という流れが自然と定着しました。
前はどこから手をつけていいか分からず、出しっぱなしが当たり前。今は、自分で棚に戻したり、おもちゃ箱に分類したりする姿が見られるようになりました。

とくに「自分で選んだ大事なおもちゃ」ほど、きちんと元の場所に戻そうとする傾向があります。
“物を大切にする”という気持ちは、与える数を絞って初めて育つものなんだと実感しました。

収納の習慣がついたことで、家全体もスッキリ。親も子もストレスが減りました。

一人っ子でもおもちゃを与えすぎないための5つの工夫

一人っ子育児では、どうしても“おもちゃが多くなりがち”です。
でもちょっとした工夫で、量をコントロールしながら、子どもにとっても親にとっても心地よい環境をつくることができます。

ここでは、我が家で実際に試して効果があった「与えすぎを防ぐ5つのコツ」を紹介します。


▶工夫リスト

  • おもちゃは「買う」より「借りる」選択肢を持つ
  • 季節やイベントで“買うタイミング”を明確にする
  • おもちゃ選びを子ども自身に任せる
  • 今あるものを定期的に“見直し&整理”する
  • 「これを片付けたら次のおもちゃ」とルール化する

「買う」より「借りる」知育サブスクの活用

おもちゃの量をセーブしつつ、子どもに良質な遊びを届けるには、“サブスク”が最適です。
我が家が利用しているのは【Cha Cha Cha】という知育玩具の定期レンタルサービス。2ヶ月ごとに約17,000円相当の知育おもちゃが届き、子どもの発達に合わせて入れ替えができます。

特に気に入ったおもちゃは延長や買取も可能なので、「返すのが寂しい」という心配もなし。
買い物の失敗も減り、収納スペースにも余裕が生まれました。親としても、「これは今必要なもの」と確信して使えるので、安心して与えられるのが大きなメリットです。


季節やイベントでメリハリをつける

「誕生日」「クリスマス」「進級祝い」など、特別なタイミングを“おもちゃ購入の区切り”にする方法も有効です。
これによって、日常的な“なんとなく買い”を防げますし、子どもにとっても「今は我慢、次の楽しみがある」という感覚が育ちます。

我が家では「春・夏・冬のイベントで新しいおもちゃOK」と決めてから、衝動的な買い物が激減しました。
買う時は一緒にリサーチしたり、欲しいものリストを作ったりすることで、ワクワクしながら計画性も学べます。


おもちゃを選ぶのは子ども自身に任せる

「どれを買う?」という最終判断を、あえて子どもに任せるのも有効です。
このとき大人が「これどう?」と誘導せず、子どもが自分で選ぶプロセスを尊重するのがポイント。

すると不思議なことに、「自分で選んだものだから大切にしよう」という気持ちが自然と芽生えます。
選ぶ際の会話を通して、子どもの好みや成長も見えてきますし、親子の関係も深まります。

“自分で選ぶ→責任を持つ”という一連の流れが、物を大切にする心を育てる近道になりますよ。

年齢別|おもちゃの適正量と考え方の目安

「どれくらいがちょうどいいのか?」と悩む方のために、年齢別での“おもちゃの適正量”とその考え方をまとめました。
これは我が家の実体験をもとに、家庭でちょうどよかった数や種類をベースにしたものです。

目安として参考にしていただきつつ、子どもの個性や興味に合わせて調整していくのがポイントです。


▶年齢別の適正おもちゃ量まとめ

年齢おもちゃの目安量特徴と考え方
1〜2歳5〜8個程度五感刺激が中心。過剰よりも選びやすさを重視。
3〜4歳8〜12個程度ごっこ遊びや構成遊びが増え、組み合わせ自由度が重要。
5〜6歳10〜15個程度質の高いものを選び、創造・学習の道具として使う視点を持つ。

1歳〜2歳|五感重視のおもちゃは厳選して

この時期は、視覚・聴覚・触覚など五感を使う遊びがメインです。
それだけに、たくさんの種類よりも「安心して触れる」「繰り返し遊べる」ものを厳選することが大切です。

音が出る、感触が違う、色がはっきりしているなど、刺激のあるおもちゃを5〜8個程度に絞ると、子どもも選びやすく、親も管理しやすくなります。
この時期に「全部出して結局遊ばない」という悩みが出やすいので、1〜2日ごとに入れ替えて“少量回転”させるのもおすすめです。


3歳〜4歳|役割遊び系が増える時期の注意点

想像力がぐんと広がるこの時期には、「ごっこ遊び」や「ブロック」「パズル」など、複数を組み合わせて遊べるものが増えてきます。
そのため、おもちゃの種類もやや多めに。とはいえ、12個前後が目安です。

ここで注意したいのは、「片づける習慣を一緒に育てる」こと
数が多くなるほど、どこに何があるかわからなくなり、遊ばずに放置されがちになります。
遊ぶ前後のルールや、分類収納(ジャンル別)を親子で決めると、遊びも整頓もスムーズになります。


5歳〜6歳|数量ではなく質と使い道を重視

この頃になると、子ども自身が「これが好き」「こう使いたい」と考える力が育ってきます。
数よりも「長く使える」「工夫できる」おもちゃにシフトしていきましょう。

たとえば、レゴやボードゲーム、アート系のツールなど、発想次第で遊び方が広がるアイテムが最適です。
目安は10〜15個程度ですが、実際には「子どもが日常的に使っているもの」に限定するのが大事。

「今はこれだけでいいね」と整理しながら使うことで、物の管理能力や優先順位も身につきます。

おもちゃの整理整頓を子どもに教える方法

「遊びっぱなし」「片づけない」は、一人っ子に限らず多くの親が直面する悩みですよね。
でも、ちょっとした工夫と“仕組みづくり”で、子ども自身が自然と片づけられるようになります。
ここでは、我が家で効果があった「片づけを教える3つの方法」をご紹介します。


「使ったら戻す」を自然に習慣化するコツ

「遊んだら戻す」は大人にとっては当たり前。でも、子どもにとっては“どうやって”“どこに戻すか”が分かりづらいと、行動には移せません。

まずは一緒に片づけるところから始めて、毎回の遊びの終わりに「じゃあ一緒に戻そっか」と声をかけるようにしました。
すると、数日で「おもちゃの終わりには片づける」がルールとして定着。

ポイントは、怒らず、面倒くさがらず、最初の数週間だけ“習慣化の時間”として親が関わることです。
一度身につけば、その後は自然と自分でやるようになりますよ。


おもちゃの定位置を一緒に決める

「どこに戻すのか」が決まっていないと、片づけは続きません。
そこで我が家では、おもちゃごとに収納場所を決め、それを子どもと一緒に考えるようにしました。

「この車はこのカゴね」「ぬいぐるみはこの棚にしようか」と話しながら場所を決めると、子ども自身も“所有感”を持つようになります。

一方的に親がルールを作るのではなく、「自分が決めたルール」として理解することで、守ろうとする気持ちが育ちます。
親が決めすぎない、これが継続のカギです。


子ども用ラベルや写真でわかりやすくする

言葉がまだ読めない子にも通じるよう、ラベルは写真やイラスト付きにしています。
100均などで売っている収納ボックスに、貼れるラベルやおもちゃの写真を付けて、「これはここに戻す」と視覚的にわかるようにするだけで、驚くほど片づけがスムーズになります。

片づけの声かけも「写真と同じにしようか?」で済むので、親のストレスも減少。
遊びと片づけの境目を、視覚でわかりやすくすることが“整理整頓習慣”の第一歩です。

プレゼントが増えすぎる時の対処法と断り方

「久しぶりに会ったから」「せっかくだから」と、ついつい増えてしまうのが祖父母や親戚からのプレゼント。
ありがたい気持ちはあるものの、おもちゃが溢れかえってしまっては本末転倒ですよね。

我が家でも悩みましたが、伝え方を工夫することで“角が立たずにコントロール”できるようになりました。
ここでは、気まずくならずに感謝を伝えつつ調整するための3つの方法をご紹介します。


「モノ以外のギフト」に誘導する

プレゼント=おもちゃ、というイメージが定着している場合は、「体験」や「時間」を贈ってもらう提案が効果的です。

たとえば「一緒に動物園に行ってくれるのが一番嬉しいな」や、「図書カードをもらえたら絵本を一緒に選べるよ」など。
“贈る側が喜んでくれるもの”という視点を持っている祖父母には、むしろ喜ばれる提案になることもあります。

我が家では「一緒に過ごす時間をギフトにしてくれたらありがたい」と素直にお願いしたところ、温泉旅行の宿代を負担してくれたことも!
モノより思い出、という選択肢は、お互いの満足度も高くなります。


「もう十分にある」と言いやすくなる伝え方

ただ「いらない」と言ってしまうと、どうしても気を悪くさせてしまいます。
そこで使えるのが、「実は今、片づけや整理を一緒に頑張ってて…」という前置きです。

「気持ちはとっても嬉しいんだけど、今は子どもが“片づけをがんばる時期”で数を制限してるんだ」
こんな風に伝えると、“成長のため”という理由づけになるので角が立ちません。

あくまで“育児方針の一部”として伝えることで、応援してもらえる立場にもなれます。
おじいちゃんおばあちゃんも、「そうなんだ、応援するよ」と納得してくれました。


定期的に欲しい物リストを共有しておく

事前に「今ほしいもの」や「必要なもの」をリスト化しておくと、贈る側も迷わず済み、無駄なプレゼントを避けられます。
我が家ではGoogleスプレッドシートで簡単な「ほしい物リスト」を共有しています。

「サイズアップした靴」や「季節ごとの洋服」、「これから習いたい習い事グッズ」など、実用品も含めてリストにしておくことで、祖父母も「必要なものを贈ってあげられた」と納得。

「もらって困った」がなくなり、子どももより喜べる、Win-Winの関係が築けるようになりました。

おもちゃを「与える=愛情」にならない育児とは?

私たちはつい、「喜ぶ顔が見たい」「笑ってくれるなら」と、おもちゃを“愛情の証”のように感じてしまいがちです。
でも本当に大切なのは、物ではなく“関わり方”。
一人っ子だからこそ、「心の満足」を与える育児にシフトしていく必要があると強く実感しています。


一緒に遊ぶ時間のほうが価値がある

おもちゃを買う時間があれば、その分一緒に遊ぶ時間を作った方が、子どもは何倍も喜びます。
我が家でも、一緒に遊ぶだけで「今日すごく楽しかった!」と笑顔で言ってくれる姿に、「買わなくても十分なんだな」と気づかされました。

おもちゃそのものではなく、“それで誰とどう遊ぶか”。
たとえダンボールでも、親が本気で遊べば子どもは満足します。
愛情は、モノより時間と姿勢で伝わる。これは育児の真理かもしれません。


子どもの話をよく聞くことで愛情が伝わる

「買ってあげる」よりも、「ちゃんと話を聞いてあげる」ことの方が、子どもの心は満たされます。
私たちも反省したのは、つい“欲しがる理由”を聞かずに与えていたこと。

今はまず「なんでそれが欲しいの?」と聞き、話を一緒に広げるようにしています。
すると、買わなくても「聞いてくれてありがとう」と納得してくれる場面が増えました。

子どもにとって大事なのは、“理解されている”という感覚
言葉を交わす時間そのものが、最高の愛情表現なんです。


「買わない」ことが信頼につながることもある

「買ってもらえない=愛されてない」とは、子どもは意外と思っていません。
むしろ「我慢も必要だよね」と親が伝えることで、信頼関係が深まることすらあります。

買わない選択をしたときに、「今は必要ないと思うよ」と真剣に向き合って話す。
そうすれば、子どもも「大事にされてるからこその言葉」と受け取ってくれます。

甘やかすのではなく、信じて伝える。
“与える”よりも“支える”育児が、結果的に子どもの心を強くしてくれる──それが一人っ子育児で得た最大の学びでした。

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この記事を書いた人

元パティシエ兼料理人、育児と家事を行うために仕事をフルリモートに変更。妻の実家近くに移住し、家事全般を行う主夫。現在男の子のパパとして育児に奮闘中!日々の育児・家事・仕事と頑張るママ・パパさんを応援するために実際に良かった体験談など、良質な情報を日々提供しています。

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