時短3歳まで無理…その後どうする?パパが選んだ家族優先の選択肢

時短3歳まで無理…その後どうする?パパが選んだ家族優先の選択肢

「復帰したら毎日ヘトヘトで、子どもと向き合う余裕なんてない」
「家庭の時間を大切にしたい。それって、わがままですか?」

3歳の壁は、制度的な区切りであると同時に、親としての覚悟を問われる“人生の転機”でもあります。

ライティングパパ

働くパパにとって、子育てとキャリアをどう両立するか。
誰もが正解のない中で、不安と葛藤を抱えているはずです。

さらに厄介なのは、選択肢が「フルタイム復帰 or 退職」の二択に見えてしまうこと。
でも実は、その間にも道はあるんです。

3分で読めるこの記事では、私自身の実体験をベースに、
「時短3歳まで無理…その後どうする?」という問いへの答えを、制度・実情・感情の3軸から丁寧にお届けします。

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この記事を書いた人

ライティングパパ| WEBライター・元シェフ/パティシエ

育児・家事に関する質問は X(旧 Twitter)の DM で随時受付中!

2024 年ブラック重労働からフルリモートへ転向し、妻の実家近くへ移住。主夫歴 1 年半

「子供が1cm成長するのも見逃したくない」今はとても充実しています。

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目次

時短3歳まで無理…制度の「現実」とは?

時短3歳まで無理…制度の「現実」とは?

時短勤務制度は一見「子育てに優しい制度」のように思えますが、実は落とし穴があります。原則として子どもが3歳になるまでと定められているため、以降の働き方は「フルタイム一択」になりがち。ここでは、その法的背景や企業ごとの実情を整理しながら、「なぜ3歳で“詰む”人が多いのか」を具体的に解説します。


時短勤務はいつまで?3歳で終わる法的根拠

時短勤務は、「育児・介護休業法」によって子どもが3歳になるまでの間、1日の労働時間を原則6時間に短縮できる制度です。これは“努力義務”であり、企業には対応の裁量があるとはいえ、多くの企業では3歳で終了とされます。

「育児・介護休業法(令和4年改正)」によれば、時短勤務は3歳未満の子を養育する労働者に対し、1日6時間の短縮勤務を認めることが義務付けられています。

出典元: 厚生労働省(育児・介護休業法)平成3年法律第76号(最新改正:令和4年)

その理由は、「法的には3歳まででよい」とされているため、それ以降の延長は会社の方針次第になるから。つまり、育児との両立を本気で考えようとしても、「制度の壁」にぶつかる仕組みになっているのです。


実際どうなの?3歳以降も続ける裏ワザはある?

「時短を続けたい」と願っても、簡単にはいきません。ただし、実際には3歳を過ぎても時短勤務を継続できている人も存在します。

たとえば、就業規則で独自の延長ルールを設けている会社もあれば、個別に人事と交渉して特例を認められたケースもあります。キーワードは「職場との信頼関係」と「前例」。前例がある会社では、比較的スムーズに交渉が進むことも。

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逆に言えば、誰かが声を上げないと、制度は変わらないままという現実もあります。


会社によって違う?独自ルールと慣例の落とし穴

最も注意したいのは、「社内の慣例」が制度の上に乗っかってしまうケースです。

たとえば、A社では「3歳でフル復帰するのが当然」という空気があり、実際には就業規則に延長余地があっても、“雰囲気”で通せなくなることがあるのです。

しかも、男性社員が交渉を試みた場合、「まだママがいるでしょ?」といった偏見にさらされることも。制度と実情のギャップが、育児と仕事を両立したいパパたちにとっての最大の壁になっています。

3歳で時短が終わると何が「無理」なのか?

3歳で時短が終わると何が「無理」なのか?

時短勤務が3歳で終了する現実に直面すると、多くの親が感じるのは「もう、どうすればいいのか分からない」という限界です。子どもの発達的にも手がかかる時期に、いきなりフルタイムに戻るのは、物理的にも精神的にも負担が大きすぎるんです。ここでは、制度上の「無理」ではなく、実生活レベルで何が無理なのかを深掘りしていきます。


フルタイム復帰で起きる家庭崩壊のリアル

「保育園に預けられたら楽になる」と思っていたのは、完全な勘違いでした。
3歳になっても、まだ夜泣きやイヤイヤ期が続く時期。そんな状態でフルタイム勤務に戻ると、帰宅後に夕飯・お風呂・寝かしつけという“第二の勤務”が始まります。

僕自身、復帰初月は毎晩「今日も怒鳴ってしまった」と自己嫌悪の繰り返し。
家庭が回らなくなるほど追い詰められ、「なんのために働いてるんだろう…」と感じる日々でした。


延長保育だけではカバーできない現実

よく「延長保育があるから大丈夫」と言われますが、実際には子どものメンタルがもたないことが多いです。

うちの子は、延長保育で18時半まで預けた初日に、帰宅後に号泣。「パパ来ないと思った」と言われたとき、胸が締めつけられました。

そして、延長保育にも限界があり、19時を超えると追加料金や先生の負担増もあり、実質的に“常態化”は難しい。
「預ければなんとかなる」は、幻想だったと気づかされました。


子どもの発達段階と親の「罪悪感」の関係

3歳前後の子どもは、自己主張と甘えが激しくなるタイミングです。
この時期に親の姿が見えない時間が増えると、「寂しい」「不安」といった感情が強く現れることが研究でもわかっています。

結果として、夜泣きが増えたり、かんしゃくを起こすなどの行動につながり、親はさらに疲弊します
「自分のせいでこの子がこうなってるのかも」と、罪悪感に襲われる人も少なくありません。

「時間が足りない」という物理的な問題以上に、心が削られる毎日が、「無理」と感じさせる最大の要因なのです。

働くパパが感じる「育児と仕事の限界」

働くパパが感じる「育児と仕事の限界」

育児と仕事、どちらも「全力」でやろうとすればするほど、限界はすぐにやってきます。
「子どもとの時間を削れば罪悪感。仕事を休めば焦燥感。」そんな中間地点を探して葛藤するのが、いまのパパたちのリアルです。

僕自身も、家庭と職場の板挟みに苦しみ、心身ともにすり減った経験があります。ここでは、特に多くのパパがぶつかる3つの壁について、深掘りしてみましょう。


早朝・残業の板挟みで家庭崩壊寸前に

毎朝5時起きで弁当を作り、7時には子どもを保育園に預け、会社では“いつも通り”に振る舞う。
そのうえで残業を頼まれれば断れず、帰宅は19時、そこから育児の第2ラウンド。

「あと30分だけ早く帰れたら…」という気持ちが積もり、ある日ついにパートナーと衝突。
「私ばっかり負担してる」と泣かれ、「俺だって頑張ってるのに…」と声を荒げた自分に、ショックを受けたのを覚えています。


社内理解が得られず孤立する父親たち

多くの会社では、「母親が育児するのが当然」という意識がまだ根強く残っています。
そのため、父親が時短を取ったり早退すると、“特別扱い”のような目で見られることも。

実際に僕も、会議中に保育園からの呼び出しで抜けた際、「え、奥さんじゃないの?」と驚かれた経験があります。
育児と仕事を両立しようとするだけで、“理解されにくい立場”になる孤独感。これは想像以上にメンタルに来ます。


「俺が頑張らなきゃ」の思い込みが危ない

「家庭を守るのは父親の役目」「収入を支えるのは自分しかいない」
そういった責任感は尊いものですが、自分を追い詰める刃にもなり得ます。

僕も、「辞めたい」と妻が漏らしたとき、「じゃあ俺が何とかする」と口にしてしまった。
でもその結果、自分が倒れそうになるまで無理をしてしまったのです。

育児は、“誰か一人が頑張る”ではなく“家族で支え合う”もの。
その原点を見失うと、どちらも壊れてしまうリスクがあると身をもって学びました。時短3歳までのその後…主な選択肢5つを整理

「もう時短が使えない。でもフルタイムは無理…」
そんなとき、どう行動すべきか。僕自身も、迷いに迷いました。

現実的にとれる選択肢は、大きく分けて5つ
どれにもメリット・デメリットがあるので、目的や価値観に応じた選び方が重要です。
ここではそれぞれの特徴を簡潔にまとめてみました。


選択肢1:フルタイム復帰(現実と対策)

【メリット】

  • 安定した収入を維持できる
  • 社会的なキャリアを中断せずに済む

【デメリット】

  • 家庭との両立が非常に困難
  • 育児ストレスが蓄積しやすい

【対策ポイント】

  • 延長保育・時短家電・夫婦分担の徹底
  • 「帰宅後の流れ」をルーティン化することがカギ

選択肢2:転職(時短制度あり企業を選ぶ)

【メリット】

  • 育児フレンドリーな社風を選べる
  • 柔軟な勤務制度(リモート・フレックス)に移行可能

【デメリット】

  • 転職活動の時間確保が難しい
  • 条件によっては年収が下がるリスクも

【対策ポイント】

  • 転職エージェントに“育児条件”を明確に伝える
  • 実際の育児支援制度の「運用実績」をチェック

選択肢3〜5:退職、副業、在宅フリーの実態

【退職】

  • 子ども中心の生活に切り替えられる
  • 経済的な不安とのバランスが必要

【副業】

  • 少額でも自分のペースで始められる
  • スキルアップを兼ねて続ければ本業化の可能性も

【在宅フリー】

収入が安定するまで時間がかかる点には注意が必要

通勤ストレスゼロ、子どもと過ごす時間の確保が可能

私が選んだ「家族優先の働き方」とは?

私が選んだ「家族優先の働き方」とは?

「家族との時間を犠牲にしてまで、今の働き方を続ける意味があるのか?」
そう自問自答し続けた末、私が出した答えは**“会社を辞める”という選択**でした。

最初は不安しかありませんでしたが、「子どもとの時間を守りたい」という思いが、それ以上に強かったのです。
ここでは、退職を決断した背景から、在宅ワークという新たな選択、そして家族との時間がどう変化したかまでを、私のリアルな体験としてお伝えします。


退職を決めた日の葛藤と覚悟

退職を決めた日は、感情がぐちゃぐちゃでした。
「ここで辞めたら家族を守れないかもしれない」
「でも、このままじゃ家族と壊れてしまう」

両方の不安が交差しながらも、私が最後に頼ったのは「子どもと一緒に過ごす時間の価値」でした。
お金よりも、役職よりも、「毎日の小さな幸せ」にフォーカスしたい。
そんな想いが、背中を押してくれたんです。

もちろん、パートナーとも何度も話し合いました。
「私だけじゃ無理だけど、一緒に考えてくれるなら、やってみたい」
そう言ってくれたとき、覚悟が決まりました。


PCすら苦手だった私が在宅で始めた仕事

当時の私は、Excelすら満足に使えない状態。
「リモートワーク」なんて、自分には無理だと思っていました。
でも、家族の時間を優先するには、通勤がない働き方しかない。

そこから、Webライターの仕事に出会いました。
最初は単価も安く、時間もかかり、「本当に続けられるのか?」と何度も心が折れそうになりましたが、
少しずつスキルが身につき、子どもが寝ている間の時間が、価値ある“仕事時間”に変わっていったのです。


家族との時間が増えた“具体的な1日”(text+table)

以前は「朝の送り」と「夜の寝かしつけ」しか接点がなかった日常。
でも在宅で働くようになってから、一緒にごはんを食べたり、昼寝を見守ったりする時間が生まれました。

以下が、在宅ワークに切り替えた現在の平日スケジュール例です👇

時間帯内容
6:30〜8:30朝食・支度・保育園送り出し
9:00〜12:00クライアント案件の執筆(集中タイム)
12:00〜13:00昼食・ちょっと家事
13:00〜15:00リサーチ・構成作業
16:00〜17:00保育園お迎え&おやつタイム
17:00〜20:00家族の時間(夕食・お風呂・遊び)
21:00〜23:00子ども就寝後に再び作業・事務処理

こんなふうに、家族の近くにいながらも、しっかり仕事もできる働き方は、私にとって“自分らしい暮らし”を叶える選択肢でした。

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家族優先の働き方がもたらした3つの変化

家族優先の働き方がもたらした3つの変化

「家族との時間を軸にした暮らし」を始めてから、私の生活には静かだけれど確かな変化が訪れました。

それは、ただ「楽になった」という表面的な話ではありません。
むしろ、家族の在り方・自分の考え方・夫婦の関係が、深く再構築されていった感覚です。

ここでは、私が実感した「3つの変化」をご紹介します。


夫婦の会話が増えたことで精神的余裕ができた

在宅で働くようになって、夫婦の会話の“質”が変わりました。
以前は、お互いに疲れ切っていて、口を開く余裕すらなかった。
でも今は、「今日はこんなことがあってね」と他愛もない話ができる時間がある。

💬「毎日少しでも話せるだけで、心が穏やかになるね」

妻がそう言ってくれたとき、ああ、“時間”が心の余裕を生むんだなと気づきました。
家事の分担も自然に調整でき、ギスギスした雰囲気もなくなっていきました。


子どもとの関係が濃くなった実感

物理的に一緒にいる時間が増えたことで、子どもとの距離がグッと近くなりました。

以前は、夜にしか会えなかったせいか、どこかよそよそしさを感じていた時期も。
でも今では、私の顔を見ると「ママ〜!」と満面の笑みで走ってきてくれます(パパですが…笑)。

一緒にお昼ごはんを食べて、一緒に昼寝して、夕方には手をつないで保育園から帰る――
そんな日々が、私たちの絆をゆっくり深めてくれています。


自分自身の幸福感と生き方の変化

何より大きかったのは、「自分はこの選択をしてよかった」と思えることでした。

確かに、収入は下がりました。
でもその分、家族の笑顔や「おかえり」「ただいま」といった日常の温かさが、心を満たしてくれるようになったのです。

「何のために働くのか?」「どう生きたいのか?」
そういった問いに、ようやく自分の言葉で答えられるようになった気がします。

時短勤務の延長や交渉は本当に無理なのか?

時短勤務の延長や交渉は本当に無理なのか?

「時短は3歳まで」と言われると、それ以降の働き方は“詰み”に感じますよね。
でも実は、会社や上司の一言だけで全てが決まるわけではありません。

労働法や実例をもとにすれば、交渉の余地は確かに存在します。
ここでは、制度の枠を広げるためにできることと、実際に延長できたケース、そして“無理”と言われたときの具体的対応策をまとめます。


労働局や厚労省が案内する「延長の可能性」

厚生労働省は、「3歳までの時短勤務」は最低ラインの保障として規定しています。
つまり、それ以上を認めるかどうかは企業の裁量次第ということ。

ただし、労働局に相談すれば「制度の延長」や「柔軟な働き方」についての指導を依頼できるケースもあり、
「会社が無理と言った=完全終了」ではないんです。

💬「相談するだけなら無料ですし、“選択肢の確認”として利用するのは賢いやり方だと感じました。」


実際に交渉して制度を延ばしたケース

私の知人(IT系勤務の男性)は、3歳以降の時短勤務を人事に相談し、“フルリモート&時短”という特例的な働き方を許可されました。

ポイントは以下の2つです。

  • 「成果で判断してほしい」と提案した
  • すでに社内に“時短延長”の前例が1件でもあった

企業にとっては、「特例を出す=前例を作る」というリスクがあります。
だからこそ、“どうすれば会社にもメリットがあるか”を示すことが、交渉を通す鍵になります。


無理と言われたときの切り返し方とは?

もし会社から「制度上、無理です」と言われたとしても、即あきらめる必要はありません。

まずは就業規則を確認し、時短延長の特例や“フレックス勤務”の有無をチェック。
なければ、「短時間正社員制度」や「個別相談制度」など、周辺制度も検討してみましょう。

それでもNGの場合は、“家庭と仕事を両立できる環境を求める”という視点で転職も視野に。
自分と家族を守るのは、最終的に「選択を知っている人」だけなのです。

3歳以降の育児に必要な「パパ視点」の支援

3歳以降の育児に必要な「パパ視点」の支援

3歳を過ぎると、子どもはグッと成長しますが、育児の難易度が下がるわけではありません。
それでも社会の空気は「もう手がかからないでしょ」と言わんばかり。
特に父親は、「育児=サポート役」と見られがちで、当事者としての孤独感を感じやすいものです。

ここでは、「育児を主役で担いたい」と願うパパたちが抱えがちな支援の空白と、そこを埋めるために必要な視点をまとめます。


育児の主体が母親になりがちな背景

社会的にも職場文化的にも、「育児の主担当=母親」という認識は、いまだに根強いです。

たとえば保育園のお便りや連絡帳が**“ママ向け前提”**で書かれていることも珍しくありません。
それにより、父親は自然と一歩引かされ、「関わってはいけないような距離感」になってしまうことも。

育児はチームでやるもののはずなのに、制度や文化が“父親を脇役に追いやる”構造になっているのです。


パパ同士のつながりが支えになる理由

正直なところ、「ママ同士」はつながる場があっても、「パパ同士」のコミュニティはほとんど存在しません。
でも、だからこそ価値があるのが、**パパ同士の“ちょっとした共感の場”**です。

私自身、SNSでたまたま見つけた育児系パパグループに参加したことで、
「自分だけじゃなかった」「みんなも悩んでる」と思えるようになり、
孤独感がスッと軽くなった経験があります。

💬「わかる、それうちも…」
たったそれだけの共感が、救いになる瞬間って、あるんですよね。


男性育休との“差”に感じる社会のギャップ

最近は「男性育休」の認知も高まり、取得する人も増えてきました。
でも、実際の支援体制や社会の理解は、まだまだ追いついていません。

育休を取った後、時短を望んでも「もう育休取ったでしょ?」と言われたり、
そもそも**“育児を理由に働き方を変えようとすること”が許容されにくい**雰囲気が残っています。

「制度はあるけど、空気がない」
このギャップこそが、父親たちの働き方と育児の狭間に存在している課題です。

在宅ワーク・副業という新しい選択肢

在宅ワーク・副業という新しい選択肢

「時短が終わったあと、どうやって家族との時間を確保するか?」
その答えとして、いま多くのパパたちが注目しているのが在宅ワークや副業という働き方です。

かつては「スキルがないと無理」と思われがちでしたが、今では未経験から始められる仕事も多く、
家庭との両立を前提に働ける手段として、かなり現実的な選択肢になっています。

ここでは、在宅や副業に移行するパパが増えている背景と、実際の仕事例、収入面のリアルをご紹介します。


在宅ワークを始めるパパたちが増えている理由

特にコロナ禍以降、「毎日会社に通う働き方」が見直され、
通勤時間や会社の拘束時間がムダだと感じる人が増えました。

保育園の送り迎えや急な呼び出しにも対応しやすく、何より「子どもの成長を間近で見守れる」というメリットから、
在宅勤務OKの会社に転職したり、フリーランスとして活動を始めるパパが急増中です。

💬「“子育て中心に働ける”という感覚が、想像以上に心地よかった」

そんな声も多く見られます。


子育てと相性が良い副業の特徴

「副業」と聞くと難しそうに思えますが、実は子育てと相性が良いジャンルはかなりあります。
たとえば以下のような仕事が、パパたちに選ばれている副業です👇

  • スキマ時間にできる
  • 初期費用がかからない
  • 在宅で完結できる
  • 子育ての知識や経験が活かせる

このような条件を満たす副業であれば、子どもの昼寝中や夜の自由時間を“収入に変える”ことが可能になります。

「私が始めた副業と収入の変化(text+table)」

私が最初に始めたのは、Webライティングとデータ入力の副業でした。

最初は全く稼げず、自信もありませんでしたが、1〜3ヶ月はとにかく“継続”に集中。
4〜6ヶ月目には、報酬単価が上がり、月に10万円前後まで収入が伸びました。

現在は案件の単価や執筆スピードも上がり、15万円前後の月収で安定しています。
以下が収入推移と稼働時間の目安です👇

仕事内容稼働時間収入目安
1〜3ヶ月目ライティング・アンケート入力週5〜10h約1万〜2万円
4〜6ヶ月目ブログ運営・クライアント案件週15〜20h約10万円前後
7ヶ月以降PR記事制作・専門メディア執筆週20〜25h約15万円前後

💬「最初は不安だらけ。でも、家族を優先しながらここまで来れたことに、今は誇りを感じています。」

家族を大事にする働き方に変えて後悔は?

家族を大事にする働き方に変えて後悔は?

時短が終わるタイミングで「働き方を根本から見直す」という選択をした私に、
よく聞かれるのがこの質問です。
「正直、後悔してないんですか?」

正直に言えば、全く不安がなかったわけではありません。
でも、いま胸を張って言えるのは――『あのとき決断して、本当に良かった』ということです。

以下では、その理由を3つに分けてお話しします。


お金よりも大事な“今しかない時間”

子どもと一緒に過ごせる時間は、永遠ではありません。
3歳、4歳、5歳…この時期の数年間は、**親として深く関われる「一生で一度きりのチャンス」**です。

たしかに、収入は以前より減りました。
でも、その分、「今しかできない経験」を逃さなかったという自信があります。
「あとで取り戻せるお金」と「二度と戻らない時間」――私は後者を選びました。


不安よりも「納得感」が大きかった選択

退職した当初は、やはり将来への不安がありました。
でも、毎日を家族と過ごしていく中で、日々が自分の選択で動いているという実感が生まれたんです。

「会社の都合」で生きるのではなく、
「家族と自分の価値観」で生きるという感覚は、とても大きな納得感につながりました。

どんな働き方であれ、「自分が選んだ」という意識があれば、前を向いていける。
それが一番の支えになっています。

「私が少し子どもを見なかった時に、背が伸びているのが嫌なんです」
「すべての成長を見届けたい」

──この想いこそが、すべての原動力なんですよね。

お金はもちろん大切です。でも、豊かさって、通帳の数字じゃなくて「誰と、どんな時間を過ごせたか」だと私は思っています。

実際、年収が何千万あっても孤独や後悔を抱えて生きる人もいれば、収入が少なくても笑顔が絶えない家庭もある。
“豊かさの基準”は、自分で決めていいんです。

あなたが「すべての成長を見届けたい」と願って選んだ働き方は、世の中の“普通”では測れない、深くて強い愛のある生き方だと私は感じます。

よくある質問

時短勤務は子どもが3歳になるまでですか?

はい、原則として**「育児・介護休業法」により3歳の誕生日までです。
これは法律で定められた最低限の保障であり、以降も時短勤務を続けたい場合は
企業の裁量や独自制度による延長**が必要になります。

育児時短は3歳までですか?

原則はそうです。ただし、法律上は「3歳未満の子を養育する労働者」への時短勤務が義務付けられているというだけであり、
企業によっては小学校入学まで、またはさらに長く認めているところも存在します。

時短勤務を3歳までできる会社の割合は?

厚生労働省の調査によると、**約9割以上の企業が「法定通り(3歳まで)」**の対応をしています。
一方で、実際に3歳以降も延長できるのは、全体の2〜3割程度にとどまるのが現状です。

時短勤務を小学校3年生まで認めている企業の割合は?

これはかなり少数で、約5〜10%程度とされています。
大企業や自治体・一部の育児支援に積極的な企業で導入されていることが多く、
中小企業では制度として整備されていないケースが多いのが現実です。

育児時短就業給付とは?

育児時短就業給付」とは、時短勤務中のパパ・ママの収入減少を補うために、雇用保険から支給される給付金の構想です。2024年〜2025年にかけて制度検討が進められており、導入時期は未定ですが、数年以内の実現が期待されている状態です。

✅記事全体のまとめ(


今回の記事では、
「時短勤務は3歳まで…その後どうする?」というリアルな悩みに対し、制度・現実・そして“私自身の選択”を軸に、具体的な働き方のヒントをお届けしました。


🔹この記事で伝えたかったこと

  • 育児時短は原則3歳まで。以降の働き方は“選択”の連続
  • 時短終了後は、フルタイム復帰・退職・転職・副業など選択肢がある
  • 制度に頼らず“家族を守るための生き方”を選ぶ人が増えている
  • お金よりも、「今ここにいる時間」が何よりも価値がある
  • 自分と家族に合った“新しい働き方”は、きっと見つかる

「子どもの背が少し伸びているだけで、寂しくなる」
あなたのその感情は、とても大切な人生のサインです。

誰かの常識や制度に振り回されず、
“わが子と過ごす毎日”を、自分の手で選び取っていい。

そう伝えたくて、この文章を書きました。


🔸この記事を読んだあなたへ

✅ 今の働き方、心から納得できていますか?
✅ 時短が終わっても、あなたと家族には選択肢があります。
✅ 小さくてもいい。**「家族を優先する一歩」**を、今日から踏み出してみてください。

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この記事を書いた人

元パティシエ兼料理人、育児と家事を行うために仕事をフルリモートに変更。妻の実家近くに移住し、家事全般を行う主夫。現在男の子のパパとして育児に奮闘中!日々の育児・家事・仕事と頑張るママ・パパさんを応援するために実際に良かった体験談など、良質な情報を日々提供しています。

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